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春日町の家

都市の中の密集地や狭小敷地にこそ、その効果が実感できるのではないでしょうか?
プライバシーの確保は、視覚的なことだけではなく音や明かりについても効果があります。
春日町の家では、わずか15坪の狭小敷地でありながら、中庭・通り庭・ホームエレベーター・アイランドキッチン・屋外階段・屋上庭園を持っています。
周辺は起伏の激しい丘陵地帯であり、隣接する竹薮は大阪では今や珍しいヒメボタルの生息保存地区である。
ホタルの棲む竹薮が借景で、中庭まで訪れてくれます。
ご夫婦二人にとって必要最小限の空間ですが、プライバシーのある豊かな住空間で開放感を満喫されています。

田川の家(丸太スクリーン)

工業地域の一角に取り残された30件程が連なった長家の1つで、20坪あまりの切り取られた土地に施主自らが経営するシルクスクリーン印刷工場と住居の計画である。
1、2階は印刷室と暗室、3、4階がメゾネットの住居。家族構成は夫婦と子供2人で、機能上4層に重層されてしまったが、この狭小の敷地の前面にはどうしても空間(アトリウム)を設ける必要があった。この外部と内部の曖昧な領域が、オーナーの通勤の場所であり、住居のアプローチであり、また庭であると同時にガレージでもある。
上層部では建物の外壁がそのまま伸び空中を飛び交い、下層部では半透過性の金網スクリーンによって空間が仕切られている。夜になり、外部燈光器がクリンプ金網を照らし出すとファサードは闇の中から浮かび上がる。

前原町の家

手押しポンプと雨水貯水槽長田にあった施主のもとの家は、震災で焼け落ちた。震災では電気が使えなかったこともあり、懐かしい昔ながらの手押しポンプに頼る他なかった。
その生々しい経験から山手の別の敷地で、雨水利用のタンクを造ってほしいとの希望でこの計画は始まった。
片流れ勾配のシルバー金属屋根に降る雨水の全てが、北側前面道路のファサードにある2本の竪樋に沿って地下タンクへ溜まる(この2本のうち1本は予備である)。初期の汚れた水は、別の小さなバイパスの樋へ流れ落とすように設計したのだが、タンクの水が飲めそうなほどきれいなのには驚いた。
将来は、この水を他に利用すること(例えば浴室・トイレへの供給)も考えている。

金剛の家

傾斜地での不整形な敷地敷地は南海高野線、金剛駅より西に位置する約40坪の田園風景の中にある、高低差(約5.6m)の傾斜地の不整形な土地の計画である。
BF、1Fは擁壁を兼ねたRC造で2F、3Fは木構造である。敷地の境界の不整形な角度をそのまま建物の外壁の角度に合わせた為、建物は自然と形づくられバナキュラー(土着的)な形態となった。
この敷地は上下二つの道に接しており、下の4mの道路は主に車のアプローチで、上の1.3mの里道が生活道路となっており、ここからブリッジを渡るとサンクンガーデンが下に見える玄関へと繋がっている。
地階はガレージ、1Fは子供室と寝室、2FはテラスとLDKとゲストルーム、3Fはロフト。‥と下の道からの道路斜線によりセットバックすることとなった。

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