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白酒屋ぎおん

京都八坂の焼き餅屋
店のオーナーは、奈良の長谷寺の山道で、焼き餅店を経営している。
切なる願いで、京都に支店を出店したいと以前より計画されていた。出店地のロケーションとしては、京都の祇園、八坂神社の南隣と最高な位置関係である。
空間としての床面積は狭小ではあるが、天井高が4.5mということもあり、何とかこの空間の高さを効果的に活かして魅力的なお店にしたいとの、御主人の強い要望であった。

N学院

兵庫県下学校校舎建替計画
約50年の歴史を持つ本学校は、教育方法や生徒数の変化に応じて、これまでにも校舎を始めとする様々な施設を新築、建替してきた。現在は、小学校、中学校、体育館、温水プール等の建替計画が進行中である。敷地は道路によって大きく二分されており、南側に小学校、北側に中学校、高校がある。それぞれの学校は完全に独立しているわけではなく、講堂、体育館、温水プール、ラーニングセンター等は共用の施設であるし、一部の教師は複数の校舎で授業を持っている。そのため、人の動きは大変複雑なものになっている。この計画では、基本的な構想として、複雑な人の動きの整理、安全性と利便性の向上を目的として、2階レベルの連絡橋で各施設を結び付けるという提案をしている。

ルアンパバン(ラオス)の家

日本人アーティストの為のイベントスペース
現在、タイのチェンマイで草木染めを施したラオスシルクやコットン、麻などの自然素材を使って服飾デザイナーとしてだけではなく、アーティストとして様々な活動を行っているオーナーの、新たな活動拠点とする為の改築計画である。
今回の計画場所となったのは、ラオス北部にあるルアンパバーンという古都の1960年代に建てられた古い3階建ての民家で、1階はブティック、2階はギャラリー等のイベントスペース、3階は日本文化を紹介する茶室と日本庭園を計画している。

小林酒粕商店  大桶蔵

現代に蘇る大桶のプロジェクト
かつての酒造の過程では、杉の大桶を使っていたのだが、ホーロー製の醸造タンクが登場してからは、杉の大桶はほとんどこの世から姿を消してしまった。しかし、この大桶に魅力を感じたこの商店では、その大桶を酒粕づくりに利用し、大桶を守っている。
酒粕販売のための店鋪をつくりたいとのことであったので、 その圧倒的な存在感を持っている大桶を全面に取り入れ、大胆に大桶を見せる店鋪の計画を提案した。

建築の可能性

春日町のホタルの行き来するゲストハウス
これは、「建築の可能性」を探ることを目的とした展覧会が催され、そこで展示されたプロジェクトである。
実現した「春日町の家」の竹薮の反対側の約1500坪の土地に、竹薮によって切断された、あったはずの建造物の向こう側を、求め、探し、それを想定する計画である。切断されている2つの建物を繋いでいるのが、白い「背壁」であり、ヒメボタルである。
1.竹薮にヒメボタルが棲む。2.この敷地は、集落遺跡が出土する地域である。3.竹薮は自然公園になっており、建物が建てられない。(少路遺跡−埋蔵文化財指定地域)ホタルが繋ぐその住宅は、彼等が現われる時には、小住宅の住人を含む皆のためのゲストハウスとして機能する。
CopyRight (c) Mizutani Yoshinobu Architect&Associates.